なぜ、白髪のおばあちゃんはムラサキに染めるのか?

一度は誰もが疑問を抱き、解決したり、しなかったり… なぜ、白髪のおばあちゃんはムラサキに染めるのか? 物心ついた頃から何度も遭遇し、今回こそ調べよう…なんて思いつつ、謎が解けたのは数年前、DTPエキスパート受験勉強をしていたときでした。 補色について調べていたら、例題として紹介されていたのですよ。 補色とは? カンタンに説明すると、色相環 (color circle) で正反対に位置する色の組合せ&相補的な色のこと。一定の割合で混ぜ合わせると光では白色光、絵の具(インク)では灰色(無彩色)になってしまう。例えば“赤ー緑” “黄ー紫” “青ー橙”等で、お互いの色を目立たせる効果があるので、補色配色はよく使われます。 …って、ぜんぜんカンタンではないですね^^; おばあちゃんの話に戻ると、 日本人を含むアジア人種の白髪は、純白ではなくて黄色味を帯びた白になることが多く、見た目があまりよろしくないと“オシャレおばあちゃん”は困っていたわけです。 …で、どうする? そこで補色の性質を活かし、黄色に対する紫で染めることにより、にごりのない白に近づけよう…と ただ、やみくも(?)に紫に染めていたのではなく、理論に基づいて美容師がすすめていたんですね(^^) written by ママラッチ